太陽の恵みに感謝
カンボジア生活、うだるような暑さではありますが、
せっかくの太陽の力は何かプラスに使わねば勿体ない!
という気持ちから自家製干し野菜を量産するようになりました。
1.8ドル均一で購入したザルと目の細かい洗濯ネットを使って
自家製野菜干し器を使い、様々な野菜を干しています。
大家さんからは「何してんのコレ。」と不思議がられ、
同じ階に住む日本人のお友達×3からは何と思われているやら・・・。
でも干し野菜料理は美味しいから!!やめません!やめられません!
午前中いちばん陽があたる東側の部屋なので、夜も出しっぱなしで寝ています。
早起き出来ないから、朝日にあててあげられないので・・・(笑
食べた分だけ野菜切って干して、を日々繰り返しているので、
乾季限定の”干し野菜生活”、着々とストックが増えていっております。
そして、干し野菜が良い具合に仕上がりました!
苦味があってこそゴーヤ
ゴーヤの苦味成分「モモルデシン」は、肝機能を高めたり、胃腸の粘膜の保護、
食欲増進といった効果があります。
その他にも、血糖値や血圧のコントロールや、血液をさらさらにするなど、
生活習慣病対策にももってこいのお野菜なんですね!
また、ゴーヤは抗酸化作用や疲労回復に効果的なビタミンCも豊富。
その量はなんと、トマトの5倍。野菜の中で唯一加熱に強いんです。
ただし、夏野菜は体を冷やす働きもあるので、夏に食べるのが一番。
今はハウス栽培や輸入でいつでも何でも手に取れる便利な世の中ですが、
旬の野菜と人の体って、本当はうまく出来ているんですよね。
ちなみに、「カンボジアにもゴーヤってあるんだ!」と
驚かれたことがありますが、
スーパーや市場で年中購入することができます。
(ゴーヤの原産は東南アジアだそうですよ。)
日本のものより色が薄く、苦味も少ないように感じます。
綿を除いた筒に干しえびやひき肉を詰めたスープは、
カンボジアでよく食べられている家庭料理。
暑い国でバテないためにはゴーヤが必要なのかもしれませんね~(^^)
干すことで栄養価が上がります!!
調べたところによりますと、日光に当てて干すことで、
カリウムが15倍、カルシウムが18倍、鉄分がなんと27倍・・・!!
だそうです。なんとも、女性に嬉しい成分ばかりじゃないですか!
椎茸は、干すことによって栄養が変化するそうです。
エルゴスチンがビタミンDに変わることで、
カルシウムの吸収を助けてくれるんだそうです。
干さないと、モッタイナイ!!
でも、食べれない部分もあるじゃない。
ゴーヤをたくさん干したら、もちろんその分ワタが出てきます。
「ワタに苦味があるのでよく取り除いて捨てる」な~んて大間違いですよ!!
ゴーヤの種に含まれる共役リノール酸は、脂肪の吸収や蓄積を抑制する効果があり、
ワタに含まれるビタミンCは、皮の部分のなんと3倍!
食べないわけにはいきません。
ゴーヤのワタとタネって美味しいの・・・?
食べたことの無い人はきっとこう思うでしょう。
しかし!私は言いたい!
「皮を捨ててでもワタを食べたいぐらい美味しいのだ」と・・・!
まずはフライパンで乾煎りしてみました。
食感は、ワタはふわふわ、種はカリカリ。
あの独特の苦味は一切無く、何にでも合います。
そして確信したのです、「これはイケる!」と。
おすすめの食べ方
種だけ取り除いて煎り、塩をつければ美味しいオツマミに。
ワタはお味噌汁に入れたり、フリッターにすれば、美味しく頂けます。
私のおすすめはスクランブルエッグ。
油をたくさん使わず、出来るだけローカロリーに抑えたいので、
この食べ方に落ち着きました。
干し野菜を準備した日の昼食は、コレだけでした。(笑
ゴーヤ(中サイズ)1本分のワタと種に、
卵 2個
削ったパルメザン 大匙1
塩 ひとつまみ
コショウ ひとつまみ
を入れ、混ぜます。
油を引いたフライパンでぽろぽろになるまで炒めれば完成!
ふわふわのワタと、かりかりポリポリの種の、面白食感。
ケチャップで食べてもよし、焼肉のたれで食べてもよし、
つけてみそかけてみそで食べてもよし。

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私はこの「つけてみそかけてみそ」の大ファンであります。
とんかつをソースで食べるなんて、ありえません。
味噌カツこそ正義です(笑
きゅうりにも、焼きナスにも、納豆にも、目玉焼きにも、から揚げにも、
つけてみそかけてみそ。なんならそのままミソチュッチュしたいぐらいです。
先にワタだけ炒めて、火が通ってから卵をどばー。
ふわふわカリカリぽりぽりのオムレツも、美味しいでっせ。
クックパッド先生~!
油を用意する時間と元気がある人は、是非やってみて下さいね。
私が実際に作って「美味しい!!」と思った3つをご紹介します。
そのまま揚げるだけの、シンプルなレシピ。毎日食べたい美味しさでした。
想像しただけで美味しい。頭の中がすでに美味しい。
こちらは、紅しょうがと一緒にテンプラにしたアイディアレシピ。
自分で作ったしょうがスライスでやってみたら、とっても美味しかったんです!
わたと種に味がないので、しょうがが良いアクセントになってますね。
こちらは、ワタもタネもそのままワイルドに輪切りにしちゃったレシピ。
カレー味だったらお子様でもチャレンジ出来そうですよね。
最後にレモン汁を振って食べるのがまた美味しかったです。
まとめ
- ゴーヤは暑い夏を乗り越えるために必要不可欠
- 実は皮よりワタが美味しい
- なんならワタだけ食べたいぐらい美味しい
- ワタに含まれるビタミンCは皮の3倍
- 焼くor揚げるで最高の珍味に
- スクランブルエッグにすると美味しい
- 輪切りにして天ぷらにしても美味しい
- カレー粉混ぜてフリッターにしたら子どもでも食べやすい
- ワタだけフリッターにしたら苦みがないので子どもも病み付き
- ゴーヤの種美味しい
- 種だけ食べたい
- 好きな食べ物は「ゴーヤの種」です
- やらないと損です
- おすすめレシピあればコメント欄で是非教えてください
日本もあっという間に暑い季節がやってくると思いますので、
ぜひぜひスーパーで見つけた際には、
干しゴーヤとタネ・ワタ揚げ、試してみて下さいね!!
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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