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カンボジアのボジ子。

カンボジアで2年の仕事を終えて一時帰国中。シェムリアップの美味しいレストラン、手作りごはん・お菓子、たまに観光・旅行ネタ、ダイエット、コスメなど広く浅~~く。

<読書感想文>「板谷バカ3代」を読んで。

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前回の読書感想文、

「夜と霧」を読んだ。 - カンボジアのボジ子。

 をFBに投稿し、

「自分の棺に入れてほしい一冊」を尋ねたところ即レスしてくれた本がコチラ。

早速本人からお借りして読んでみました。

 

板谷バカ三代

板谷バカ三代

 

 

やっぱし板谷バカ三代 (角川文庫)

やっぱし板谷バカ三代 (角川文庫)

 

 

タイトルからしてアカンにおいがプンプンしていますが、

本屋で見かけても手に取ることが無いジャンルの本で興味アリアリ。

休日使って2冊とも一気に読み終わりました。

 

 

まずは、あらすじ

初代「バアさん」は、義娘の古くなったパンストをかぶり、
大量のまずいふりかけを日々作り続けるバカの総本山。
2代目「ケンちゃん」は、火炎放射器で我が家を全焼させた家長で、著者の父。
体力自慢が生きがいで、他人の前で命掛けでそれを証明しようとするバカ。
3代目「セージ」は、ポストの投函口の匂いをかぐのが好きな30代、著者の弟。
このトップ3の中で一番、刑務所に近い人生。
この3人+それに吸い寄せられてどこからともなく集まったバカが繰り広げる、
笑いあり、涙ありのエッセイ。 

 

「そんなん無いやろ~」しか無い

2冊に共通していることは、
全てにおいて「常識」というモノが微塵も存在していないということ。
だから、「普通だったらそんなのあり得ない」とか堅苦しく考えながら読むと
たぶん2ページ目で読むのが辛くなっていくと思います(笑)。

 

著者の筆致は辛辣極まり、3人の生粋のバカ+αの

「どうしようもないバカ」についてケチョンケチョンに書かれています。

そのテンポの良さと、あまりに常識から掛け離れたそのバカッぷりに

「これ本当の話なのか?」と疑いながら読み始めましたが、

5分後には肩を揺すって、そして10分後には声に出して

笑っている自分がそこには居りました・・・。

 

でも、その中で見え隠れする、家族や友人に対するとてつもない大きさの

「愛情」に時折涙が止まらなくなり、なんと悔しいことか・・・(笑!

してやられた感~!

 

 

緑の表紙の1作目は、とにかくどうしようもないバカについて

字数の許す限り書き殴られたよう作品ですが、

2作目がこれまた・・・ね。

身内や、身内同然に慕っていた人が次々と亡くなっていく中でも

全く留まる事を知らない「バカ」。

お葬式中でも、やらかし放題。亡くなったあとも、やらかし放題なんです・・・。

 

注目の人物

誰がどんな風にバカなのかは、いちいち説明できません。

バカには規則性が無いからです。

この作品の名脇役(というか私のお気に入りの人物)は

「秀吉」という名前のバァさん。

秀吉って何やねん!と思う方が99%(残り1%はバカ)だと思いますが、

それがどんな風に面白かったかをここに書いても

「面白くない」から書きません。

あの書かれよう、出てくるタイミング、そして時折見せるやさしさ、

その全てが絶妙なスパイスとなって

秀吉を美味しいキャラに仕上げているからです。

 

この作品で注目すべき2つのポイント。

まず1つは、たびたび登場するケンチャンの写真。

カツラや被り物のコレクションを誇らしげに並べ、

ブルースリーの服を着てしっかりポーズもキメるお調子者、

「こりゃ作ったキャラじゃないな・・・」と悟るのにかかる時間、3秒。

この死亡遊戯をドヤ顔でやりきる天然おやじが

こんなバカなことやってるかと思うと、

ヘそで茶を沸かしすぎて全部蒸発しちゃいますよ!

そんなどうしようもないケンチャンなのに、

仕事には至極真っ当で、数十年間皆勤賞を貫いたというのだから驚き。

いやまあ、プー太郎親父がこんなだったら、

世間からも家族からも、許されないでしょうけど・・・。

 

2つ目は、「愛」。

何が起爆剤になっているのかサッパリ分からない

メガトン級のバカを、すっぽり包み込む「愛」が、この本には溢れています。

特に「やっぱし」の方は、ジイさん、バアさん、叔父・・・と

順番に見送らなければならない中、

板谷家の「愛すべきバカ」を大きな愛で支え続けながら癌と戦う

母の死を恐れ、なんとしても生きてほしいと願う著者の素直な思いと、

最後まで心配をかけまいと、死ぬまで「強い母」を勤め上げた母の姿に

涙が止まらない・・・と1ページめくったらもう抱腹絶倒してるんです。

こんな本は今まで読んだことがないよチクショー。

 

まとめ

ボジ家も結構「クレイジー」なほうだと言われますが、

まだまだ・・・大丈夫やな、と思った作品でした!

希望をありがとう、板谷家のみなさん!

板谷バカ三代 (角川文庫)

板谷バカ三代 (角川文庫)

 

 

やっぱし板谷バカ三代 (角川文庫)

やっぱし板谷バカ三代 (角川文庫)

 

 

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